ソルガム燃料を⽤いた⽯炭⽕⼒発電所の温室効果ガス削減に向けた実証試験について | 株式会社環境フレンドリーホールディングス

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ソルガム燃料を⽤いた⽯炭⽕⼒発電所の温室効果ガス削減に向けた実証試験について

− イーレックス株式会社殿⽷⿂川発電所におけるソルガム燃料混焼試験完了 −

 イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:本名均、以下「イーレックス」といいます。)の⽷⿂川発電所において、当社豪州法⼈ Bioghum Pty ltd で⽣産したソルガム種⼦をイーレックスがベトナムで育成し、ペレット化したソルガム燃料の混焼試験を実施いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
 
 当社とイーレックスは、地球温暖化対策をはじめとした環境保全への取り組みを重要な経営課題のひとつと位置づけています。この度、⽯炭発電所の温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めている⽷⿂川発電所において、昨年末にソルガム燃料の混焼試験を⾏い、問題なく発電・送電できることを確認しました。
 
 イーレックスの関連会社である株式会社ネクストシード(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:林俊幸、以下「ネクストシード」といいます。)から発注頂いたソルガム種⼦(燃料⽤途向)を当社豪州法⼈Bioghum Pty ltdからベトナムに輸出し、イーレックスにてソルガムを育成、ペレット化されたソルガム燃料を製造しました。
本試験においては、ソルガム混焼状態で、部分負荷における各種負荷試験を実施し、混焼運連で安定的に燃焼・発電できることを確認いたしました。
 
 当社は、石炭代替品とすべく低位発熱量 5,000kcal/kg(石炭:6,000〜7,000kcal/kg)のソルガム燃料実現並びに収量最⼤化を⽬指し、ソルガム種の継続的な品種/品質改良に努め、CO2 の削減、脱炭素社会の実現に向けて貢献して参ります。また、ソルガムのカスケード利⽤*1 実⽤化を⽬指し、循環社会実現に向けて貢献して参ります。
 
  *1:ソルガムをカスケード(段階)的に原材料・飼料・バイオマス燃料等に利用し、
    それらの残渣を燃料材として利⽤すること
以上

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